『NHK「坂の上の雲」を考える宮城県有志の会』がNHKに再度の質問状を提出
『NHK「坂の上の雲」を考える宮城県有志の会』では、去る2月28日に行ったNHKへの申入れに対し、菅エグゼクティブプロデューサーの回答が4月11日付であったのに対し、納得がいかない答えということで、7月4日に「再度の質問状」を発しました。同日、4人でNHK仙台放送局に申し入れました。回答への5人の会員のナマの感想も資料として添えました。
7月12日付で2回目の回答が西村エグゼクティブプロデューサー執筆にて届いております。今後のことをこれから話合っていくところです。
一戸共同代表の委任により全国の皆様にお伝えいたします。
ドラマ「坂の上の雲」に関する再度の質問状 日本放送協会会長 1、私たちは本年2月28日付の文書で、貴協会(NHK)に対し、【NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」に関する質問状】を送付させて頂きました。この文書に対しては、震災後の4月11日付の回答を頂きましたので、当方では、この貴協会「エグゼクティブプロデューサー 菅康弘」氏名での回答を検討させて頂きました。 |
7月12日付の西村エグゼクティブプロデューサー名の2回目の回答は........
NHK「坂の上の雲」を考える宮城県有志の会
共同代表・ 庄司捷彦様 加藤嘉信様 一戸葉子様
拝復
日頃からNHKの放送に対し高い関心とご理解をいだだき有り難
うございます。2011年7月4日付でNHK会長、松本正之あて
に送られた「ドラマ『坂の上の雲』に関する再度の質間状」につい
て松本会長の指示のもと小職、西村与志木がNHKの公式な回答と
してお答えいたします。
司馬遼太郎氏が映像化に反対していた理由として「ミリタリズム
を鼓吹しているように誤解されるおそれがある」と述べていた、と
前回の質問状の中で記述されているとおり、司馬氏は小説「坂の上
の雲」を戦争賛美の姿勢で書いてはいません。
NHKは映像化の許可をいただくため、これまで幾たびか司馬氏
と交渉をして参りましたが、司馬氏が亡くなられた後は、著作権継
承者の福田みどり様および司馬氏をよく理解する司馬遼太郎記念財
団のみなさまと話し合いを持ち、許可をいだだくことができました。
NHKは司馬氏の思いと原作をできる限り尊重し、生かす形でドラ
マを制作しています。
2011年7月28日付けでいただいた質問状については、項目
立てはしておりませんが、前回お送りした文書でご回答申し上げて
いると考えております。
今後ともスペシャルドラマ「坂の上の雲」へのご支援、ご埋解を
よろしくお願い申し上げます。
敬具
平成23年 7月 12日
NHK放送総局「坂の上の雲」プロジェクト
エグゼクティブプロデューサー
西村与志木
........というものです。
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回答への5人の会員のナマの感想の資料はこちらをご覧ください。
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