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2010年11月15日 (月)

全国シンポジウム:「坂の上の雲」を議論 学者ら4人、歴史観報告--愛媛大 /愛媛

毎日新聞 2010年11月14日 地方版
 司馬遼太郎の小説で、NHKがドラマ化した「坂の上の雲」を考える全国シンポジウム「松山から『坂の上の雲』を問う」が13日、松山市文京町の愛媛大であった。学生らの実行委が韓国併合100年に合わせた学生祭行事として主催。歴史認識を疑う立場からの報告などがあり、約150人が聴いた。

 歴史学者ら4人が報告。安川寿之輔・名古屋大名誉教授は「『明るい明治』『暗い昭和』という歴史観は(政治学者の)丸山眞男の誤った二項対立史観に基づく」と指摘。醍醐聡・東大名誉教授はドラマの日清開戦の描き方を「なぜ全面開戦に至ったかが伝えられておらず、歴史のつまみ食い」と述べた。
 実行委の高井弘之さんは「植民地化された朝鮮の人たちを(描かず)排除した物語」と語り、井口和起・京都府立大名誉教授は「現在の大新聞、大放送の報道も見抜く力が必要」と訴えた。4人のパネル討論もあった。
 実行委の学生代表、的場竜一さん(22)は「論点を具体的に示せたと思う」。聴講した松山市道後樋又、団体職員、大嶋慶太さん(30)は「今後の国際友好を考える上でも参考になる内容だった」と話していた。【中村敦茂】
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「坂雲」の問題点議論:愛媛大でシンポ 暗部無視の指摘も
愛媛新聞 11/14
 松山市出身の軍人秋山好古、真之兄弟と俳人正岡子規を主人公とした故司馬遼太郎氏の小説「坂の上の雲」と、作品を原作としたNHKドラマを考えるシンポジウムが、同市文京町の愛緩大で13日あり、近代史研究者ら4人が、作品には描写されていない侵略戦争などの暗い側面が明治時代にはあるなどと問題提起した。

 平和学を学ぶ学生やえひめ教科書裁判を支える会などの実行委主催。
東アジア近代史学会の井口和起会長は、朝鮮併合や日露戦争開戦は日本の自立のためやむをえなかったとの考え方を誤リと強調。「開戦前国民は国難と考えておらず、マスコミの世論誘導や日露戦争25周年以降の回顧プームで(国難の)イメージがつくられた。開戦前後を分けて考えないと、太平洋戦争も正当化してしまう」と述べた。
 安川寿之輔名古屋大名誉教授は、作品では明るい明治を描くため「閔妃殺害事件などを無視した」とし、醍醐聡東京大名誉教授は、ドラマでは日本に不利な重要事件に触れていないなどと指摘。

「支える会」メンバーらは、こうした小説を活用した松山市のまちづくリを批判した。 質疑応答では、学生から「小説から生きる希望を見いだすこともある。歴史として正否の批評は有効か」などの問いもあった。パネリストは「独りよがりな視点から得た勇気や示唆は危険ではないか」などと答えていた。  (森田康裕)──────────────────────────────────────

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