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2010年10月31日 (日)

NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』をめぐる住民監査請求-松山

えひめ教科書裁判を支える会からの報告。
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NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』の番組を見るように松山市及び同教育委員会は、促すなどの目的でのチラシなどを違法行為に配布し、違法な公金の支出を行いましたので、その違法な公金の補填などを求める住民監査請求を10月29日に松山市監査委員に行いました。

以下、同監査を求めた「松山市職員措置請求」からの要旨----------------------
松山市教育委員会は、昨年の放映の前の11月に松山市教育委員会学校教育課名で松山市立各小中学校長宛の事務連絡を行い、松山市内の児童・生徒とその保護者に対し、「家族そろって」見るよう促す、チラシ等を配付した。
また、松山市(観光産業振興課課長)も、広報委員宛に観光産業振興課名の「NHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』の放送に伴う啓発チラシの全戸回覧について(お願い)」を各支所および市内の町内会など自治会組織を通じて、チラシを配付し、市民に対してNHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』を見るよう、促し、勧めた。

小説『坂の上の雲』(司馬遼太郎)は、「明治期日本」を賛美したり、肯定的「明治日本像」をつくりたいという、強い欲望と意図を持っていた。特定の欲望と特定の意図――
 つまり特定の視角・視点を定めて、そこから世界を見ることによってつくられる世界像・世界認識は、通俗的な使い方をそのまま採用すれば、それは、いわゆる「イデオロギー」である。
司馬の「明治期日本像」は、このような意味での「イデオロギー」に他ならない。つまり、松山市当局が、「まちづくり」という名において行っていることは、この「イデオロギー」の、市民(の内面)への強要なのである。これは、
1、「公権力による市民の思想・良心の自由の侵害」を禁じた憲法第19条に違反
2、「公権力が宗教に代表される個人の内面的価値に関わる問題に関与すること及びその活動の一端を担うこと」を固く禁じた憲法第20条に違反
㋒ 刑法第193条の「公務員がその職権を濫用して、人に義務のないことを行わせ」に該当し、「二年以下の懲役又は禁錮に処する」との刑法違反である。
よって、チラシの印刷費などが、違法な公費支出であるとその損害の補填などを求める。[CML 006252]
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上記資料を下記の掲載しています。
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/zxvt29/29/29.html
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えひめ教科書裁判資料
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/zxvt29/sub2-sabannsiryou.htm
小説『坂の上の雲』及びNHK放映をめぐる資料
http://www.dokidoki.ne.jp/home2/zxvt29/sub4/4/sakakumo.html
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